6.7.7 あわらの民話演劇
あわら市金津本陣IKOSSAであわらの民話演劇を行いました。演目は次郎丸地区に伝わる「一つ目の大男」。そのほか、二面地区の由来となった後頭部の火傷が顔のように見える「二面長者」のDVD上映、八日地区の化け猫伝説「馬面の赤猫」の紙芝居なども行いました。
なお、今回上映した演目のほか、芦原地区と金津地区の民話はこちらからご覧になれます→
あわらの民話DVDが完成しました(あわら市ウェブサイト)
3.2.11 塾長のひとこと 「塾長の湯~だけ」6
我々活芦塾も今年で21年目を迎えました。昨年20周年で楽しく面白い活動をしようとみんなで話し合っていたのですが、残念ながらコロナの影響で断念しました。仕方のないことです。そして新しく年が明け今年こそはと思っていたのですが、今のところ見通しがありません。まして、この北陸地方を襲った大雪で追い打ちをかけるかのように何もできなくなりました。しばらくは我慢の状態が続くでしょう。しかしながらこういった自然災害に負けることなく前向きに頑張っていきたいと思っています。このような困難、あるいは悲しみ、苦しみというのは人生における"花"です。必ず実になります。
今年の予定は当然のことながら今のところ白紙です。我々は今民話に力を入れていますが、根底にあるのは郷土愛の醸成です。我々が、あるいは我々の子供たちが郷土を愛する気持ちを持つことが将来の大きな町おこしにつながっていくものと信じています。これからもこういった活動を活芦塾の皆さんと進めていくつもりです
2.10.27 あわら市芦原小学校にて読み聞かせ会を行いました
芦原小学校の3年生に対して、芦原の地元に伝わる昔話の読み聞かせを行いました。youtubeを始めとする動画サイトが普及した今、「読み聞かせ」という形式は珍しいかもしれませんね。僕の小さいころは紙芝居とかもかろうじてあったのですが・・・。こういった形式だからこそ伝わるものもあるかもしれません。大人になっても児童たちが覚えていてくれたら幸いです。
令和2年11月28日 福井新聞
2.1.18 塾長のひとこと 「塾長の湯~だけ」5
2020年が始まりました。今年は東京オリンピックが開催されます。それに伴いたくさんの外国人が来日することでしょう。オリンピックの開催地域では受け入れ準備等忙しいことと思います。我々の地域ではそんなに影響はないと思いますが、間違ってここら地域に足を運んでくれる外国人もいるかもしれません。その人たちのためにも、いい"おもてなし"のできる町であるといいですね。
県内では北陸新幹線の敦賀までの開業に向けて急ピッチでの工事が進んでいます。車を走らせているとほとんどといっていいほど工事状況が目に留まります。それと同時に各市町村では観光を主としていろんな方策を考えているみたいです。"まちづくり"。簡単な言葉ですが非常に難しい問題です。現に、今までも新幹線開業に伴っていろんな市町村がそれに向かって対策を考えてきていますが、成功した市町村とうまくいかなかった市町村とに分かれています。仮に成功した市町村であってもこの先どうなるかわかりません。それを維持するためにはどうするのか、また新たな問題に悩まされなければいけません。しかし、していかなければいけないのです。他の市町村とは違う魅力あることをしていかなければいけないのです。本当に難しい問題です。
我々もこの活動を通して少しでもまちづくりに貢献できればと考えています。今年で20年目を迎えました。郷土愛を育てたい、と考えています。長く時間はかかりますが、自分の町を愛する人たちであふれるような町にしたい、それが町おこしの基本だと考えています。
今の活動は主にあわら市の民話を少しでも皆さんに伝わるよう紙芝居などで読み聞かせを行っています。毎回のことですが、読み聞かせをしているときの子供たちの真剣なまなざし、笑顔、興味津々の目の輝きは忘れられません。この子供たちに郷土愛が育っていくことを願っています。
31.4.7 塾長のひとこと 「塾長の湯~だけ」4
5月1日から新元号"令和"が始まります。なんと奥ゆかしい響きでしょうか。というのも出典が万葉集ということでの錯覚でしょうか。いずれにしても僕はいい響きだと感じています。人それぞれ感じることは違うと思いますが、大事なことはこの元号が変わることによって自分たちも何かしらいい方向に変えていきたいという気持ちではないでしょうか。元号が変わることにより、今より少しでもいい世の中になるのではないかと期待するだけでも気持ちが晴れるものです。もちろんすべてが他力本願ではだめでしょうけどもね。皆さんと共に少しだけでも新しい時代に期待をしましょう。
さて我々は今ほとんど民話関連の活動をしています。去年は市、学校、地区の人たちから民話紙芝居の披露や、読み聞かせなどの依頼を受けました。有難いことです。そうして少しでもこの民話が広まっていき、大げさな話ですが郷土愛に発展していってくれれば大変うれしいことです。我々のこの民話に対する期待は、やはり一番に郷土愛の醸成です。市民の皆様がわが町あわらをこの民話を通じて少しでも好きになってくれて、それを子供たちに伝えていってくれること、それこそが大切だと思います。
子供たちに民話を読み聞かせていると、目を輝かせて聞いてくれます。そして、その場所に行ってみたいとか、もっと調べてみたいという探求心があふれ出てきています。後日先生のほうから子供たちからということで感想文や、物語の絵を送ってくれます。これを見るたびに子供たちの興味の深さに感心しています。地元の民話の話というのは、子供たちの心をとらえた大切な教育本だと思っています。
皆さんとともに広めていきませんか。少しでも関心のある方はぜひ連絡ください。
番宣になって申し訳ありませんが8月(日にちはまだ未定)にはFBCラジオのラジオ放送講座であるいきいきセミナーに出演して、活芦塾の活動内容はもとより民話の読み聞かせ等を行います。機会があればぜひ聴いてください。
30.11.5 塾長のひとこと 「塾長の湯~だけ」3
最近、民話の読み聞かせをお願いしたいというオファーが増えてきました。有難い話であると同時に、少しずつでもあわらの民話が浸透していってくれているのがうれしい事です。最近では11月3日にあわら市文化学習課からの依頼で"民話LIVE"というタイトルで講演させていただきました。翌日の4日には"三枚のうろこ"の物語発祥地である龍雲寺で読み聞かせをさせていただきました。また、13日には金津こども園での読み聞かせも予定しています。
こうした機会が増えるのは非常にありがたい事なのですが、読み聞かせをする塾生の時間がなかなか取れないのが現状です。我々としても、民話の読み聞かせは続けていきたい、けど時間が取れない。こうしたジレンマの中でこれを読んでいただいている皆さんに提案です。参加してもらえませんか?我々と共に民話読み聞かせの活動をしていきませんか?活芦塾とは別組織で考えています。気軽に考えてもらえればいいので、ぜひともお願いします。やる気が出てきた方、いつでも連絡をお待ちしています。
話は変わりますが、17日にあわら市・紹興市友好都市締結35周年記念講演が行われます。我々活芦塾もあわら市、あわら市日中友好協会と共に主催した講演会です。国際的にも有名な中国の文豪"魯迅"が師と仰いだ藤野厳九郎、彼があわらで生まれ育ち、魯迅との惜別後もあわらで医者として生涯を過ごしたというこの事実を、ぜひともあわら市民に知ってもらいたい、そう思ってます。
民話にしてもそうですが、藤野厳九郎にしても、また水上勉の越前竹人形にしても、このあわらにとって貴重な文化的財産です。もちろん観光的な意味合いもあります。ですからどうしても知ってほしい事だと考えています。あわら市民の周知の上での文化遺産であると考えています。
30.11.3,4 龍雲寺、あわら市観光会館にて民話公演を行いました!
寒くなってきましたね。外に出るのがおっくうになりがちですが、民話を見たら元気出るかもです。DVDや映像配信もしていますのでお気軽にお問い合わせください。
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30.5.27 老人ホームで民話公演を行いました!
ケアハイツ芦原にて民話公演を行いました。若い方はもちろんのこと、ご年配の方でも地元の民話をご存知の方は少ないのではないでしょうか。
懐かしい紙芝居形式でより親しみやすい感じになっています(プロジェクターも使ってますが・・・)。
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30.4.7 あわら市連合婦人会総会にて民話紙芝居を行いました!
今はインターネットで動画が無制限にみられる時代ですが、昔はこんな光景が近所の空き地等で見られたのかもしれませんね。たくさんの方が見てくださいました。
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民話を聞くのもいいですが、実際にゆかりのある場所に足を運んでみるとまた違った趣がありますね。散歩感覚で地元の歴史に親しんでみてはいかがでしょうか。
終わった後はゆっくりとしたティータイムとなりました。
なお、民話の読み聞かせを聞いてみたい方はこちらから視聴できます。(あわら市公式チャンネルにとびます)→→
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29.7.5 あわらの民話集がDVD化されました!
あわらの民話集が2枚組のDVDになりました。二面に現れた弘法大師が、貴重な水を分けてもらったお礼に水が湧き出る場所を教えた「弘法の水」を始め、
芦原、金津両地区で各10話を収録しています。1話あたり5分ほどで、気軽に見られる内容になっています。あわら市役所やえちぜん鉄道あわら湯のまち駅前
の足湯等で上映される予定です。人々の間で語り継がれてきた、身近な場所の知らない逸話・・・一度ご覧ください。
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29.3.8 民話の読み聞かせを行いました!
あわら小学校にて民話の読み聞かせを行いました。読み聞かせの様子は「活動の写真」ページも掲載しています。
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29.3.5 塾長のひとこと 「塾長の湯~だけ」2
去年の秋ごろでしょうか、妻と剱ヶ岳に登ってきました。あわらの民話の中にある物語で、この頂上から継体天皇が坂井平野を見下ろし治水事業を施されたという民話を読んで、一度行ってみたいと思ったので、軽い気持ちで行ってきました。ところが、僕にとっては大変な試練となりました。上り下りの傾斜が激しく、もちろんロープは張ってあるのですが、手袋もしてないし、ズックは底の擦り切れたスニーカーだったので、手のひらは痛いわ、転んで体を打ち付けるわ、ともかく散々でした。おまけに水も用意してなかったので喉は乾くし、体力不足のせいで息切れはするわで情けないものでした。妻は平然と歩いていて、ときどき僕に対して"情けないね"と目で語っていました。
自分の情けない話はさておいて、何とか頂上に着いたとき、その絶景に感動しました。坂井平野と日本海、あわらに住んでいてこんな絶景があることを知らなかったことが恥ずかしい限りです。この地に立った継体天皇は、心の底からこの平野をいい耕作地とし、人々の繁栄を願ったことでしょう。また、この頂上に小さな祠が建っていました。この下に剱と冠が埋めてあるとも書かれています。なんと夢のある事でしょう。実際に掘り返す人はいないと思いますが、想像するだけでも楽しいもんです。
民話には過去と現在をつなぐ夢の橋みたいなものがあるように思えます。実話であるとかないとか、そんなことよりも、その話の中に入って夢を語り継ぐことが大事ではないでしょうか。4月ごろには民話DVDを完成させたいと思います。ぜひご覧ください。
28.12.14 民話の読み聞かせを行いました!
新郷小学校にて民話の読み聞かせを行いました。読み聞かせの様子は「活動の写真」ページも掲載しています。
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28.4.17 塾長のひとこと 「塾長の湯~だけ」
この塾も15年目を迎えました。早いものです。月に1回の定例会も150回を超えました。定例会でこの数なので実行委員会や臨時例会などを含めると300回は超えているでしょう。振り返るとあらためてよく続いているものだとつくづく思います。ひとえに塾生の知力と頑張り、そして我々に理解をいただいた有志のみなさんがささえてくれたからでしょう。本当に感謝です。
さて今年はDVDを製作する予定です。平成26年にあわら市内の民話や伝承を集めて1冊の民話本を製作しました。旧芦原町、旧金津町でそれぞれ10編を選別し、それに挿絵を挿入し、読みやすいように編集し、福井弁に書き換えて製本しました。ただ、予算の関係もあり100部程度しか製本できず、希望する人たち全員にまで行き届かせることができなかったのが残念でした。そうしたことも踏まえ、今回はその民話をもとに、挿絵を増やし、その民話の発祥となった場所を動画で流し、紙芝居風にDVDを製作しようと考えています。
こういった民話を読み、伝えることで地域の魅力の再発見にもなるでしょうし、郷土愛の醸成にもなると期待をしています。楽しみに待っててください。
27.7.9 民話の読み聞かせを行いました!
伊井小学校と子育て支援センターにて民話の読み聞かせを行いました。読み聞かせの様子は「活動の写真」ページも掲載しています。
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26.10.12 越前竹人形の文楽公演が終了しました!
文楽公演が芦原で見られるとあってか、2日間にわたり地元から多くの方がいらっしゃいました。水上勉は福井県出身ですが、
小説以外の形で作品に触れる機会はなかなかありません。若州人形座の皆様をはじめ、多数の方々にご協力をいただきありがとうございました。
男役も女役も一人で行う表現力
舞台のセットには本物の竹を設置し、実際に線香を焚く等、音も匂いも本物の臨場感あふれる演出
物悲しさの中にも思わず顔をほころばせてしまう適度な笑いあり
どれをとっても小説や映画では味わえない感動にあふれていました。次の公演は未定ですが、語り継ぐべき福井の文豪としても
盛り上げていきたいですね。
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越前竹人形 文楽公演が決定しました!!
福井を代表する作家「水上勉」の「越前竹人形」文楽公演を行います。
日時:平成26年10月11・12日 2日間の2回公演
場所:福井県あわら市舟津7-65 あわら市文化会館
料金:前売り券2,000円 当日券2,500円
チケットその他詳しくはチラシを見てね
あらすじも公開中です
チラシはこちら
越前竹人形あらすじ
あわらの民話集を発行しました!!
芦原・金津に伝わる民話を一つ一つ集めて冊子にしました。
イラストとともに昔の人の息づかいを感じ取ることができます。
子供のころに誰かからきいたことのある話があるかもしれません。
試し読みは右のボタンからPDFファイルがダウンロードできます
冊子が読みたい方は各図書館へお願いします
↓編集作業の様子↓